当社では、神幸祭の翌年及び神幸祭の中間年に、和歌山県の熊野本宮大社を正式参拝することが慣例となっております。本年(平成29年)は、神幸祭の中間年に当たることから、参加者を募集したところ、神社役員等25名が参加して、11月26日(日)~27日(月)の一泊二日で実施いたしました。
1日目は、午前6時に松澤熊野神社に集合し、上代宮司による安全祈願祭の後、マイクロバスで、成田空港に向かい、飛行機で関西国際空港へ、観光バスに乗り換え雨の中、和歌山市紀三井寺付近で昼食、川湯温泉の旅館に到着、温泉につかり疲れをとり、懇親会の後、就寝しました。
2日目は、朝8時30分に宿を出発し、明治22年の大洪水で流されるまで、熊野川の中州にあった旧社地の中州である「大斎原」(おおゆのはら)を見学し、熊野坐神社の跡地や高さ33.9メートルの日本一の大鳥居を見学した後、熊野本宮大社の鳥居くぐり、「熊野大権現」の白い旗が並ぶ158段の階段を登り、手水の後、拝殿に登壇し、長谷川神官による正式参拝の神事が行われ、上代宮司、越川氏子総代長、菅谷崇敬会長(全員が崇敬会長に合せて二礼二拍手一礼)が玉串奉奠をし、巫女による「浦安の舞」のお神楽を見学し、直会の後、神門をくぐり、長谷川神官の説明の後、熊野本宮大社の上四社を参拝いたしました。熊野本宮大社は、平成30年4月の例大祭に鎮座2050年の記念式典を行うそうです。
帰りは、和歌山県白浜町の「とれとれ市場」で昼食、お土産を購入して、関西国際空港で夕食の後、飛行機に乗り成田空港へ、成田空港から送迎バスで、松澤熊野神社へ到着し、無事に帰省いたしました。皆さんご苦労様でした。